術後の説明会

最初の入院計画では2週間~1ケ月くらいで退院できそうな感じのことを言われていたが、組織検査の結果、大半の組織はグレード2であるが、一部分裂の一番活発なところはグレード2.8といわれて、放射線治療をうけることに。
放射線については、再発に備えてだろうとか、グレード2だと放射線感受性が弱いだのという予備知識があったので、恐らく放射線治療の選択肢はないだろうと、予測していたので、少しショックを受けた。当初の入院計画の期間を考えると主治医も放射線治療は当初考えていなかったはずである。

しかし、事ここに至っては受けるしかない。多少は覚悟していたことではある。それにお袋の狼狽振りが目について、俺が狼狽するわけにもいかなかった。
その他、化学療法やインターフェロンのことについて尋ねてみたが、一番効果の期待できる放射線のみで大丈夫との回答であった。
この辺の放射線を当てる当てないや当てる時期(術後すぐか、経過観察後か)は、各医療機関で見解が違うのだろうか?
グレードⅡであれば、自分は放射線をやるとしたら経過観察後だと思ってたが・・・・。

しかし、この病院ではグレードⅡでも8割以上の方が術後すぐに放射線を受けているとの説明だった(多分、俺にショックを与えないための方便だったと思う。実際のところは、純粋にグレードⅡに近い人はあまり居ない為ではないかと思っている。あくまで個人的な見解だが)。
で、結局、放射線治療を受けることに。
治療方針は、1日2グレイで計56グレイを照射。(54かもしれない)
照射範囲は最初、切除部分から2cm四方、その後、5mに縮小して照射との説明だった。
機械はリニアックと呼ばれる形式でサイバーナイフなどの最新鋭の医療機器ではなかったのが、残念。腫瘍を全摘できたことを考えれば、あまり関係ないとは思うが。

 

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