脳腫瘍発症

平成171128日、1415分頃、外回り中、突然、変な感覚がカラダを襲い、「普通じゃないな、この感覚」と思っていたら突然、膝から崩れ落ちるように倒れて、そのまま意識不明で、病院へ。

それまで全く自覚症状などはなくて、本当に突然だった。

 後で知ったのだが、脳腫瘍の自覚症状は、頭痛や吐き気、手足の麻痺などが多いらしいのだが、私の場合は、腫瘍の発生した部位があまり重要な働きをする部位ではなかったため、そういった自覚症状がなく、突然、てんかん発作を起こして倒れたらしい。事実、倒れた当日はゴールドジムに入会する予定だった。

 救急車で運ばれたのか、気がついたら病院の処置室で医者やら看護婦やらに囲まれ「大丈夫ですか!」と声をかけられた。「ダメ」と思いつつも「大丈夫です」と一言。

その後の検査の結果で、「脳に異常があります」と言われ、突然のことにボーっとしてると「脳腫瘍です」という言葉が耳に飛び込んできた。

しかし、その頃は神の手とか呼ばれている福島孝則先生がテレビに良く出ていて、手術すれば直る病気だと思っていたので、ショックはショックだったけど、脳におできが出来たくらいの認識しかなくて、割と気楽に構えてた。そのあと、でてきた脳腫瘍専門の先生も楽観的な所見しか言わず、それほど緊急を要する状態でもないし、手術の予定も一杯ということで、当日1日だけ入院し退院することになった。

まさか、この日が一生涯忘れられない日になるとは、この時は思いもよらなかった。

 

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