放射線治療の開始

 2/14のバレンタインデーから放射線治療開始。

 それにしてもこの放射線科の先生が優柔不断というか、煮え切らない人で・・・。

56グレイで、最終的には照射範囲絞っていくけど、それで宜しいですか?」と聞かれたが、そんなことを俺に聞かれたところで分る筈もなない。

 そこで「他にどんな方法があるんですか?」と聞いたところ、別の治療方針も説明されたが、今度は「どちらの治療が宜しいですか?」と聞かれ、返答に窮した。

 後から説明を受けた治療方針は、確か照射範囲を狭めずに、54グレイ程度を 照射するという話だったと思うが、単純に広い範囲に照射したほうがいいのかと思って、54グレイと答えたら、「でも左半身に麻痺とか残ったら嫌ですよね?」との返答。

 左半身に麻痺が残ってもいいと、返答する患者など、誰が考えてもいるはずなどない。 

 結局、執刀医に「あの放射線の医者は大丈夫ですか?」と訊かざるを得なかった。

 主治医が曰く「あいつは、いつもああで悪気は無いんですよ。私から注意しときます。それに治療方針は、必ず脳外科と放射線科の全員でミーティングして決めますので、ご安心下さい」と言われ、ちょっと安心。

 その放射線の医者も決して悪い医者ではないが、妙に優柔不断で不必要な不安を患者に与える医者ではあった。

 しかし、放射線治療は本当に退屈だ。治療自体はホント2~3分で終わりで、午前中に呼ばれ、後はほっらかしなので、暇でしょうがない。重病には変わりないのだが、内臓疾患系のように腹などの筋肉を切るわけではなく、まして自分の場合、運動野に影響が殆どなかった為、術後の回復は早く寝たきりでもなかった。

 

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