リハビリ

術後、間もない頃は左手の内側が痺れたり、廊下を真っすぐ歩けなかったり、呂律もかなり悪くなっていたのだが、1週間もすると言語以外は殆ど元通りになった。

主治医からは「顔の左側が垂れ下がっていたのも治りましたね」と言われたが、もともと顔はゆがんでいたような気もして「それは関係ないんじゃないか」とも思ったが。

取敢えず、リハビリは運動に関するものと言語に関するものの2つをやらされた。

しかし、運動の方は殆ど後遺症もなく、また発症前はジムに通って人並み以上には身体を鍛えていたので、面倒になって、主治医に言って運動の方のリハビリは止めてしまった。

厳密に言うと、自分の思い込みかもしれないが、左手の方は神経系の働きがやや弱くなったような気はしています。

右利きではあるのだが、野球で左投げにしたために、左手の方が力が強かったのだが、現在では右手の方が強くなってしまった。

言語の方は退院直前まで続け、ある程度は回復したが、現在でも自分では少し呂律が悪いと思っている。

それでも、リハビリ当初は「舌の先を唇の左側につけてみてください」と言われてもつかなかったのが、退院する頃にはギリギリ着く程度には回復。

退院後は、しばらくの間、呂律が気になってカラオケに行くのが嫌だったのが、今では朝まで歌っていたりと、順調に回復している。

その他には、頭の皮膚を切るときに、側頭筋という筋肉を切ってしまうため、口があまり開かなくなってしまい、当初は寿司を食べるのに苦労したが、今では寿司を食べる位は普通に出来るようになった。まだ完全ではないが。主治医の話によると、口を開けて自分の人差し指、中指、薬指の3本位入るのが普通らしい。

現在の自分は無理をすればギリギリ入るかもしれないといったところだ。

 

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